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過去が書き変わる!?多世界解釈??量子力学の『遅延選択実験』とは?

2025/09/09
過去が書き変わる!?多世界解釈??量子力学の『遅延選択実験』とは?
こんにちは!ひろしです。

今日は私が大好きな量子力学のお話しをしてみたいと思います。
なかなかややこしい話なので上手く説明できるか分かりませんがお付き合い下さい。(^ ^)

この実験を通して何をお伝えしたいか、を先に言いますと、
「量子力学の世界では後出しじゃんけんがまかり通る」ということです。

つまり「現在の行動の積み重ねが未来を作る」と思って生きてきましたが、
実はそれは間違いで、本当は
「思い描く未来によって現在が作られている」かもしれないということです。

苫米地博士の理論でも時間は未来から過去に向かって流れている。と教わります。
またマンデラエフェクトというような過去が書き換わった事例もネット上で見受けられます。笑
興味がある方は検索してみて下さいね。きっと思い当たる事例が1つは出て来ますよ(^ ^)

はい、それではここから量子の実験の内容を説明していきたいと思います。
量子は誰も観測していないときは波として振る舞い、誰かが観測しているときは粒子として振る舞うことが知られています。
図のような光源からレーザー光を発射し、ハーフミラーAに照射します。するとレーザー光は2方向に分岐し、透過する方は
鏡Aへ、反射する方は鏡Bに向かいます。
ハーフミラーAを透過し鏡Aに向かったレーザー光は反射によって今度はハーフミラーBに向かいます。
ハーフミラーAで反射し鏡Bに向かったレーザー光も同様に反射によってハーフミラーBに向かいます。

すると鏡Aから来たレーザー光と鏡Bから来たレーザー光がハーフミラーBで収束することになります。
そしてここでもまた透過と反射に分かれるのですが、ここで位相を調節して検出器Aにだけレーザー光が届くようにします。
これは同位相の場合は山の位置と谷の位置が同じなので2倍波になり、検出器Aで検出され、もう一方の場合は山の位置と
谷の位置が逆位置である逆位相となるので互いに打ち消しあうので、検出器Bに進んだ方の光は消光することになるのです。
結果、検出器Aでのみ光が検出されるという仕組みです。
レーザー光というのは波の性質を持っているので、こういったことが可能なんですね。

そしてここからが本題です。
今度はレーザーの光の量を減らし、光子を一発づつ発射できる条件にします。
光源から発射された光子はハーフミラーAでどちらかの経路に分岐し、図のような4つのパターンが想定されます。
そして最終的に検出器Aに50%、検出器Bに50%検出される。というのが実験予想となります。
それでは実際の実験結果はどうだったか?
なんと検出器Aで100%検出されたのです。検出器Bでは光子が検出されませんでした。
光子を一発づつ発射しているにも関わらず、あたかも波が両方の経路を通って、検出器Bでは逆位相で打ち消し合い、
同位相で2倍幅となった検出器Aのみで検出されたかのようです。

次はハーフミラーBをなくしてみるとどうなるか?
結果は検出器ABともに50%づつ検出されました。粒子としての振る舞いですよね。
更に今度は光子がハーフミラーAを通った後のタイミングでハーフミラーBを入れてみたんですね。
すると検出器Bでは検出されず、検出器Aでのみ検出されたんですね。
これはつまり粒としてハーフミラーAを通過してきたはずなのに、ハーフミラーBが入った瞬間に過去に遡り、
最初から波としてハーフミラーAの両方のルートを通ってきました。というような振る舞いを見せたのです。
まさに後出しじゃんけんですね。

もし光子に意思があるとすれば、
「ごめんごめんハーフミラーBがあったんだね。間違えちゃったから少しだけ過去に戻って波になってやり直すねー」
みたいな軽いノリなのかな?

もしくは「選択肢が1つに特定されない場合は波になるっていう設定だから、最初から波だったってことに書き換えとくねー」
だったりしますか?

それとも「元々全ての選択肢に波である事象が用意されていて、ルートが確定した場合のみ粒になる」みたいな、つまり現実の
裏側にデータの世界があり、いつでもそっちで切り替えることができる・・・?
私の感覚的にはこれが一番近いかな?

正解を教えて下さい。量子さんよい。